ういさんは3ヶ月の終わりの日の夜、いつもより少し早めに帰ってきた父ざるとお話したり、いつものように調査に励んでおりました。
しかしふとやり忘れた事に気づいたようで調査はそこそこに終了。
そこからフンッフンッ!と寝返りの練習に入りました。
少し離れたところから密かに声援を送る父ざると母ざる。いけっ!いけいけっ!
体の回転をうまく利用する事ができず気持ばかりが先走るういさん。
やはり体が大きすぎるのか、重すぎるのか、と気をもむ父ざると母ざる。
キエーーイッ!と一発かけ声で気合いを入れたういさんは、ジリジリジリジリと粘りに粘った力技でノッシリと寝返りました。まるで柔道の寝技を見たようでした。
母ざるはきっとはじめての寝返りというものは、クルリン!と体の回転とひょんな偶然で成功という感じだろうと思っていたので驚きました。
「自分は3ヶ月の間に寝返りします!押忍!キエー!」(試合直前のうい選手の意気込み)
ゴクリ。(観客)
「本当にできるとは夢のようです。調査がありますのでこれで。」(試合直後うい選手のインタビューより抜粋)
パチパチ。(観客)