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妊娠記録 胆石発覚にまつわる憂鬱編
先日再度胆石がみつかりショックをうけた母ざる、じつは検査の数日前から体調が悪く2日前くらいからお腹中にかゆい湿疹が出ていました。
まあそれも検査のついでにみてもらえばいいやと思っていたところ、当日先生はろくに診もせずほんと赤くなってるねーといいながら患部にエコー撮影用のゼリーを塗りたくり何事もなかったように検査をはじめました。え、、、こんな湿疹の上から塗ってもいいのかな?と思いつつも検査は終わり胆石が見つかったショックでそんなことも忘れ、検査のために飲まず食わずだったままヨロヨロと医療相談室へ。

そこでおじさんのような宇宙人というか宇宙人のようなおじさんというか、とにかく全く会話の噛み合ない異次元的人物と接触。そこには母ざるにとってあまりに大きな宇宙が広がっており、1時間ほどかかっても結局何も解決しないまま帰宅、父ざるの実家でお昼を食べ倒れるように眠ってしまう。
異変を感じ起きてみたら例の湿疹が、ただのかゆい湿疹から、これはちょっとまずいんじゃないか、というランクの湿疹へバージョンアップ。悪寒がして鳥肌がたち気分が悪くなるほどの猛烈なかゆみにますますどうしていいのかわからなくなる母ざる。とりあえずムヒでごまかす。

そんな母ざるを見かねた父ざる、何やってるんだ、と相談室の件で病院へ電話。
そんなおじさんの宇宙には全く興味のない父ざるはさっさと上司を呼びつけ、だいたいの話をしてくれたので、妊婦検診の際にこの人をたずねていくことになる。

ーーー
行きつけの皮膚科が次の日休診だったこともあり、朝一番に近所の適当な病院へ駆け込むもぬり薬が全く効かず妊娠中はかゆみ止めなども飲めないため、湿疹は思う存分猛威をふるいあまりのかゆみに3日ほどほぼ一睡もできずどうやってやり過ごしたか記憶がさだかでない。
シャワーをゆるくあてるだけでもお腹を切り裂きたくなるほどのかゆみに数日置きに皮膚科に通いつめる。薬疹ではないけれどエコーのゼリーが弱った皮膚に刺激を与えて悪化したのだ、との診断。
しかし皮膚科診断の数日後、まだまだひどいかゆみで眠れぬ母ざるを今度は妊婦検診のエコー&ゼリーが待っていた。
ーーーー
皮膚の状態を主治医に話し今日のところはエコーなしの診察もしくはエコーだけ別の日に取り直してもらえないかと頼むが、今の週数の赤ちゃんの状態をみないわけにはいかない、エコーをとった内科の先生は慎重な人でそんなひどいことをする悪い人ではない、と頑として受け入れてもらえず、またもゼリーを塗られ、悪くなったらまた皮膚科に行けと命じられる。
あと1週間いやほんの数日待ってくれればいいのに。(案の定また皮膚科へ行くことになる。)

検診の結果、赤ちゃんは順調、動き過ぎでエコーが取れないくらい元気で問題なしでした。

そしてとにかく胆石のことを相談。
しかし、痛み止めを常備するだけで何の治療も、これ以上の検査で経過をみることも予定してないらしく、それなら当然治療方針も何もなく、何を聞いても結局何も分からず終い。
エコーをとった内科の先生曰く、前回の石とはタイプが違うようだし妊娠中に発作はおきないんじゃないかと思う。とのこと。
前回の石、、、って、あなた一度も診たことないじゃないのー。

ーーーー
妊婦検診の後、不快感とつかれでヨロヨロと約束の医療相談室へ。
救急治療で母ざるを誤診した馬鹿医者について改めて、何者だったのか、また母ざるが遭遇する可能性があるのか、あるとすれば拒否したい、という話をする。
そして衝撃の事実。
バイトで外部から来ていた若い医者だとばかり思っていたその馬鹿医者は、当病院の常勤の医師で、今もバリバリ現役勤務していることが発覚。
宇宙人、先週母ざるに「ソノトキノ、医者ハ、外部ノモノデ、イマハ、モウ、キテイナイ」って言ったのに。
だったら母ざるまた遭遇するじゃないの!!ウソツキ!ウソツキー!!

とにかく先週の人と言ってることがあまりにも違うこと、当方は当時のことを蒸し返して責任を取れだとかその医者を呼べとか言いたいわけではなく、また同じ病気になったため万が一にももう嫌な医者には当たりたくないだけなのだということ、などを伝える。
辛い思いをさせてしまったが救急医療は十分な検査もできないこういうものなのだ、というようなことばかり言われるので、仕方なくこうまでして馬鹿医者を拒否したい理由を話す。

その当日、夜の10時まえくらいに倒れて救急車でこの病院に運ばれた母ざるは、明け方の4時すぎくらいまでかけて、尿・血液検査はもちろんエコーやレントゲン、はてはインフルエンザ反応から産院からオッケーをもらって退院した当日だというのに、また婦人科の内診までされるという念入りすぎるほどの無駄な検査を受けた、ということ。
その間に急激に高熱が出て意識朦朧となり、血液検査の値も異常だったため焦った医者が入院してくれというが、病棟のベッドが空いていなかったこと、別の病院へ搬送などの手配もされず明け方家に帰ってきたこと。
注射がへたくそで朦朧としながらも痛いと訴えると、若い看護婦の目ばかり気にして無駄話をして感じが悪かったこと。(採血や点滴を失敗すると内出血のような痕が残ることは知っている人も多いかと思いますが、母ざるは次の日手の甲と、親指の付け根から肘の上まで真っ青に。下手にもほどがある!)

みぞおちのあたりに激痛があって運ばれたのにカルテには「下腹部が痛い」と書かれていたこと。「改めて外来にくるよう指導」とも書かれていたが先ほど書いた通りベッドも空いておらず来ても仕方がないと言われていたこと。
みぞおちに激痛があり運ばれてきたことは何度も伝えており、最初胆石を疑っていたくせにエコーを丹念に何十分もぐいぐい押し付けて診たあげく結局何も見つけられずに焦った馬鹿医者は、ここが痛いんですね、と出産直後の子宮のあたりを、大きい子を出産して傷だらけなので痛くて当然でそこが痛くて来たんじゃないから止めてくれと頼むのに、何度も何度もぐいぐい強く押し続けたためにおこった「下腹部が痛い」であること。
このたらい回しの検査攻めと子宮ぐいぐいがきいたのかどうかはわからないが、とにかく産後の出血が2ヶ月止まらなかった。

ーーーー
とりあえず診たこともないくせに前の石と比べて云々と言われないですむように、来週は前回胆石で入院治療した近大病院へ資料をもらいにいくことにしました。

ーーーー
病院ってこういうところなの?何を信じたらいいの?もう何も信じられない!と落ち込む。
しかし今更簡単に病院を変わる訳にもいかず、今後はとにかく何もないことを祈りながら、しかしちょっとくらい何かおこるかもしれないが仕方がない、と腹をくくりながら、通院することに。
この2週間あまり、ストレス全開で肉体的にも精神的にもヘトヘト状態に陥る母ざる。
嗚呼、わたし何か悪いことしましたか。
しかし、おとといくらいからやっと眠れるレベルの湿疹にバージョンダウン。
ありがとう塗り薬様。


そんなこんなでお腹の赤ちゃんのことを考える余裕が全然なくて、なんだかかわいそうになってきました。
むー。来週からまたがんばるぞ。ぐぐ。
| - | 03:12 | comments(1) | trackbacks(0)
妊娠記録 悪夢再び
母ざるはういさんを妊娠中に胆石ができ、産後すぐに入院しました。
妊娠中から20回ほど激痛の発作を起こしており、数回はあまりの痛さに気絶もしたし数回は救急車にものりました。発作のたびにどこへいっても胆石は見つけてもらえず、いつも診断結果は原因不明。腹部の圧迫のせいで苦しいだけじゃないかとか、貧血じゃないかとか、過呼吸じゃないかとか、ひどいときは精神的なもので気のせいじゃないか、などと言われ続け、たかが胆石のためにたいそう苦しい思いをしました。(たかが胆石というのは、あまりにもポピュラーで決して発見の難しい病気ではないのです。)
逆に言うと、妊娠中それだけの痛みに耐えてきたおかげで、分娩時に、これまであんなに痛かったのが「気のせい」だったんだからこんな痛みじゃ産まれない、まだまだだ、、、と、ういさんの頭がでかかっているその時まで先生を呼ばずに我慢できてしまったくらいで、おかげで、うわー!頭見えてる!早くベッド移って!!などと無茶を言われたわけです。

とにかく、たくさんの病院でたくさんの誤診?を受け、肉体的にも精神的にも酷い思いをしたあげく赤ちゃんと離ればなれにされ入院。入院中は内蔵なんかいくらでもあげるから赤ちゃんに会いたいと毎日泣いていました。
まあ、その後めでたく胆石は投薬治療で完治し、今となってはそういえばあの頃は大変だったなあ、なんて思い出になっていました。

そのたくさんの誤診のうちでワースト上位に掲げられる病院で(酷かったのは救急治療を行ったバイトと思われる若い医者で、今の主治医は酷くないです)とにもかくにも今回は分娩をする予定、でずっと検診をうけているわけですが、前例があるので昨日念のため内科で胆のうの様子を検査することになりました。もちろん前回の馬鹿医者ではない、別の先生です。

結果、また胆石がみつかりました。
いまのところ一度も発作は起きていません。
母ざるはどうやら妊娠すると胆石になる体質のようです。きっとまた産後に投薬治療して治るのでしょう。妊娠中だって一度も発作を起こさないサイレントストーンという可能性もあります。
しかし前回は偶然だと思っていた母ざる、仕方ないことだし早期発見できたのだからきっと前回とは違う、と頭では理解しながらもやはりそこはまだ昨日の今日。
ショック。いやだ。いやすぎる。いやというほどあの痛みを知っている母ざるによみがえる恐怖。妊婦なだけでもしんどいというのに!

しかしなにがいやかって、今度発作を起こしてこの病院の救急へ運ばれたとき、万が一またあの馬鹿医者が母ざるを診察することだけは御免被りたい。
ということで医療相談窓口というところにあの馬鹿医者は何者だったのか、また母ざると遭遇する可能性があるのかどうか、あるのならその時はぜひとも拒否したい。と申し出ました。
しかしその窓口でまったく日本語の通じない、おじさんらしき宇宙人に遭遇。小一時間格闘の後、その宇宙人に毒された母ざるを救う父ざる。
これからどうなるのだ母ざる。
地球へ帰りたい。

でも、前回の記録、つけといてよかった、、、。がんばります。
| - | 23:36 | comments(14) | trackbacks(6)
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