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コタロウの目
産まれた時からこたろうはよく涙や目やにがでていた。
退院のとき全員に新生児は目やにがでやすいのでと1ヶ月分の目薬を出してくれる病院だった。ういさんのときにはなんにもなかったので、ふーん普通は目薬いるもんなのかくらいに思っていた。ひと月がすぎてもよくならなかったら検診で言ってくださいということだった。

で、コタロウはその後も涙や目やにがひっきりなし、ミルクやおむつの度にコテコテになった目の周りを洗浄しなくてはならずひと月たってもまったくよくならないし、毎日何度も目薬しているのに左目ばかり目やにが止まらないし涙もたまりっぱなしだった。

1ヶ月検診のときにその旨小児科の先生に伝える。
あーそれは眼科じゃないとだめだから。と日を改めて眼科へまわされる。ういさんを預けて重いこたろうを抱いてよたよたの腰でやってきているというのに総合病院はいちいちまどろっこしい。

別の日に言われた通り眼科へ行くと、穏やかそうな中国人の先生。
カルテを見て、「ナミタデル、ミキノメテスカ?」
「いや、、、左の目テス」と訛りにつられ気味で答えると
「ウルウルシマスカ」と聞かれ、よく涙が出て目やにがずっと出ていると答えた。
すると、「ハナシヲキクト、マダ、ヒライテナイカモシレナイテス」と言い黙ってしまった。
「・・・あの、開いてないって何ですか」と聞くとやっと
「ナミタノセンガ、ココニアリマス」と説明してくれた。
どうも涙腺がまだきちんと開ききっておらず、つまっているために涙がたまるらしかった。赤ちゃんには時々あるそうな。
「3ヶ月ニナッテ、ナオラナイ、処置シマス。前トチガウ、メクスリシテクタサイ。ココントコ、マッサージシテクタサイ。ナオルトキアリマス。」

で、3ヶ月まで目薬&マッサージ。していると、なんだかおさまってきているような、でも全く目やにが出ないわけでもなく、、、と微妙な感じで再受診。
中国人先生はどうやらこの病気の有名な専門家らしく、眼科部長だった。この日は不在だったのだが、これに関しては腕が全然違うから処置の時だけはこの先生にしてもらいなさい、処置は半年すぎないとできないからどうせ今日はできないし目薬だけで治る子もいるから、状態だけ別の先生に確認してもらっておいて目薬の追加だけもらって帰ればいいよと親切な看護婦さんがおしえてくれた。

その病気を治す処置とは、涙腺にワイヤーをブスリと突っ込み涙腺を強引に開通させるというおそろしげな内容で、処置の際赤ちゃんが猛烈に泣くので母親は卒倒するらしいと助産婦さんから聞いていたので、「今のところよくなってきてるような感じなんですが、処置ってどういうのなんですか、結構自然に治ったりするもんなんですか」と質問してみた。
そしたら「そんなこといちから説明できない、説明が大変だしそんなことあなたは全く知る必要ありません。」ときっぱりいわれた。「目薬をしないという選択肢もある」と処方してくれなかった。
酷い回答に唖然としたし選択肢があるならこっちに選ばせてもらいたいところだが「そうですか」と切り上げてさっさと帰ることにした。張り紙によれば明日でこの病院を辞める先生らしかった。病院だけじゃなく医者であることを早くやめたらいいとおもう。

とりあえず本当に涙腺がつまっていたら目薬でいったんおさまってもまた目やになどがでてくるらしいし、そのまま何もなく引いていけば自然治癒したということになるらしいので現在のところ様子見の日々。
どうなるのかな、コタロウの目。
| - | 23:18 | comments(2) | trackbacks(19)
生後3ヶ月の記録(コタロウ)
ういさんもおおきく健やかでしたがコタロウは更にうえをいっております。

・9キロ
・昼間起きて夜中はあまり起きない。起きても夜泣きはせずミルクを飲んだらすぐ眠る。
・ミルクのみムラあり、時々吐く 100−220cc、5回くらい
・このごろ母ざるが食べている様子をじっとみている(まだほうじ茶のみで離乳食はおあずけ)
・母ざるの顔をみると自分から笑いかけたり話しかけたりしてくる
・一生懸命しゃべっているうちにもりあがって自分で笑い出す
・くすぐると体をよじって笑う
・甘え泣き、空腹泣き、ねむい泣きを使い分け
・場所見知り、人見知りして怖がって泣く
・モビールだいすきだいすき、見ながらしゃべり笑い暴れ大興奮
・運動の時間を決めているようで、母ざるに抱っこをねだり踏ん張ったりよじ上ろうとしたり暴れたりする。一通りやって納得するとふぅ〜!とため息をつき満足する
・ミルクを飲みながら笑う
・とても穏やかでご機嫌なかんじ
・ベビーバスもベビーカーもチャイルドシートもゆらゆら椅子も寝かせて使うのが限界近い
・とにかく、おおきい!
・ので、叩かれたりひっかかれたりつねられたり姉にめちゃくちゃに扱われているけどわりと平気

ういさんの時に比べるとどうしても構ってやる余裕がなくてあまり遊んでやったり観察したりできていないのだが、彼は一人で遊んで一人で寝てくれる。ありがとう。
| - | 20:26 | comments(0) | trackbacks(0)
おしゃべり
ういさんはたいそうよく喋る。
2歳になったばかりにしては単語もたくさん知っていて文章を使うのも上手な方なのだが、そういうことではなく、とにかく、喋ることに興味がある、喋るのが好き、思ったことを喋らずにだまっていったら窒息してしぬ、というタイプのようだ。
CMソングや番組で誰かが言っていたフレーズ、ミッフィちゃんの台詞、おばあちゃんが言っていたこと、母ざるの言い草、あらゆる言葉を思い出しては反芻し、何度も何度も喋る。新しい言葉もすぐに覚え使いたがる。思ったこと、今見たもの、聞こえたこと、思い出したこと、感じたこと、あらゆることを朝起きた瞬間から晩眠りに落ちる瞬間まで喋りっぱなしなのだ。
そしてものすごーく声が大きい。更にしつこい。こちらが相づちをうつまで何回でも何回でも繰り返す。面白いし可愛いのだが、時々おねがいだから黙ってくれと思うこともある。
そんなだから当然散歩中も延々と喋り続け、近くを通る人皆が振り返るし喋る内容はそこらじゅうに全部筒抜けである。

ちょっとあぶなそうなおじさん(昼間からアルコール入って目がどんよりなさっているかんじ)が黒斑の犬をつれてベンチですわっていると、
ういさんが「パンダだ!パンダだ!パンダだ!パンダだ!パンダだ!」と叫ぶので、
母ざるは「か、かわいいね、かわいいいぬだね、もういいから、は、はやく行こうね」と笑顔&早足。

ちょっとあぶなそうなおばさん(カーラーを頭に巻いたままパジャマのまま上から青いロング丈のウィンドブレーカーを羽織り、ママチャリで18禁かつ違法ぽいチラシを投函しまくっていらっしゃる)がマンションの前をうろうろしていると、
ういさんが「あおだ!あおだ!あおだ!あおだ!あおだ!」と叫ぶので、(アホだ!を連呼しているようにも聞こえる)
「あ、青だね!青!あおいくるまだね、おとうさんといっしょだ、あおいくるまだね!!」とむこうに青い車が通り過ぎたのをラッキーとばかりに母ざるがごまかしているのに
「キティちゃんだ!キティちゃん!キティちゃんがついてる!!」(ウィンドブレーカーの裾にキティちゃんのワッペン有り?)
「うう、かわいいね!買い物行かなきゃ!はやくいこうね!」とやはり足早に。

いつだったか母ざるが産後入浴の許可がおりたので、妊娠後期に安静生活を指示されて以来数ヶ月ぶりにやっと一緒に入浴したとき、凄まじい痕跡の残る産後のお腹を見て仰天したういさんは「な、なんだ!?お、おかあさん!!おへそ!!なんだ??!!はやく!はやく!シャワーして!!もっとして!!」そのおなかの汚れ(!)を早く洗い落とせもっとよく洗え、と。
「おかあさん、まえはとてもきれいなおなかしてたんだよ。なんでだろうね、、、。」
お風呂からあがって、蕁麻疹が出ていた母ざるは足に薬を塗っていたところ
「おかあさん、あんよブツブツだ。ブツブツ!」
「そうだね、ぶつぶつだね、ういちゃんのいうとおりだ、お薬だから触ったらだめだよ、、。」
そして乾燥しきってささくれだってきた足の裏にクリームをぬっていると
「おかあさん、あし、カサカサだな!カサカサだな!」
「うん、カサカサだからようくクリームぬっとくよ、、、。」
このときはさすがに母ざるちょっと落ち込みました。

フライドポテトを一口食べるごとに「これたべてもいい?」というので、1本につき5回くらい「うんたべてもいいよ」と答えなくてはならず、少し食べさせるだけでも100回くらい相づちを打たなくてはならないういさん。

「ういちゃん何何しなさいよー」
「♪イヤイヤいやのいやっきお〜がん」(ヒヤキオーガンCMソングの替え歌)

沐浴を終えほんのり桜色になってニコニコ笑っているコタロウの横にういさんが来てじーっとコタロウをみつめた後、無邪気な笑顔で
「ブタ?」

もういいから。すこしだまっててください。
| - | 22:52 | comments(0) | trackbacks(0)
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